2008-01-01から1年間の記事一覧

亡月王

先般の個展にて購入。新しい絵ではないと思う。 スキャニングもできないし、額装を外して絵を汚すのも怖いので、ひどい写真しか撮れていない。まったく再現できていない。こんな雰囲気という程度。

皆川博子講演会記録

11月1日のお菓子大会に有志が参加してくれた同志社大学ミステリ研究会の機関誌『CHAMELEON』(カメレオン)が発行された。 お菓子大会の報告にも書いたが、彼らは皆川博子の講演会を企画・実行した。その記録が『カメレオン』にまとめられている。非常に丁寧…

まったく本質的でない意見

大阪府の橋下知事は、府の平均学力が低いのはケータイに時間を割いていることも一因、いじめの温床にもなるし、ケータイを公立の小中学校に持ち込むのは禁止だ、と条例制定を提案したと言う。 よくもここまで本質的でない発言が出来るものだと思う。 ケータ…

新刊案内

危ない食卓―十九世紀イギリス文学にみる食と毒作者: 横山茂雄出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2008/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る だいぶ前の、英文学の《食》をテーマにした学会報告を論文にまとめたもの。 本…

大阪府立国際児童文学館

取りつぶされないように活動している方たちがいます。 図書の家 http://www.toshonoie.net/ 経由で参加中です。 期間限定(6日まで)で賛同者を募っていますので、若干でも興味のある方はぜひ。http://d.hatena.ne.jp/hana53/20081201/1228128750#c 館内見学…

昨日は

勝本みつるの個展で『緑色の研究』を購入し、浅野勝美の個展へ行った。 リムアートの位置を勘違いしていて、迷った……。 あーあー、なんだか時間だけが過ぎていくなあ。

ピアノチューナー・オブ・アースクエイク

今日見てきた。後ろの席で女の子が、日曜日なのにこんなもの?とやや不審げな声を出している。見終わったら仕方ないか……と思ったのではないか。 ベンヤメンタほど意味不明ではないが、ベックリン「死の島」を舞台に、何とも言いようのない世界を描いている。…

亡月王鉛筆画作品集

12月1日〜13日 ヴァニラ画廊 http://www.vanilla-gallery.com/

勝本みつる campE

11月18〜30日 恵比寿リムアート http://www.limart.net/event/katsumoto.html

この五年で、怪奇幻想系アニメの落とせない秀作は何か(劇場公開を除く)。

知っている人がいたら教えて下さい。

劇場以外のアニメ

最近はアニメ全体についてはすっかり疎くなっていて、数が多くて大半のレベルが……なテレビや数の多いOVAはまったく追っていない。

バシールとワルツを

東京フィルメックスで上映。27日に朝日ホール、29日にNFC。 アリ・フォルマン監督によるアニメ。レバノン戦争時の従軍体験をもとにしたもの。

浅野勝美ドローイング展

11月13日〜19日 東武百貨店池袋店 六階画廊 奥の絵画サロン 二時以降には在廊しているとのこと。小柄で目の大きい美人が浅野さん。

GENIUSPARTYほか

今日、午後から六本木シネマートに観に行った。画面が小さくて、悲しかった。しかも、私のほかにたった一人しか観客がいなくて、涙が出た。ねえねえどうしてみんな観に行かないの。そりゃもう一ヶ月めで、行ってなかった私も悪いけど。ちゃんと劇場に行こう…

アニメ情報

最近、本当にぼけている。 イメージフォーラムのマクラレンはデジタルでフィルムじゃないと聞いてがっくり。それならば別に見にいかなくていいです。だってDVDを持っている。その代わり、フィルムセンターで「カナダ・アニメーション映画名作選(仮称)」を…

お菓子大会終了

月末のお菓子大会を無事に終えることが出来ました。 アラビクの森内さんに感謝。長居してごめんなさい。 横山茂雄先生が、時間が出来たということで、飛び入りで来て下さったのもたいへん嬉しゅうございました。 来てくれた同志社大学のミステリー研究会の人…

大阪お菓子大会続報

10月31日 お菓子大会@大阪 梅田近くのアラビク様が場所をご提供下さるということです。お茶などを注文して下さいとのこと。 http://www.arabiq.net/about.html 3時から6時くらいまで。 ケーキ類は作り置きができるものに限られるので、目新しいものはありま…

仕事の本

内田樹の本を読んでいたら、たいへんにおもしろいことが書かれていた。 ネット上の匿名の貶下の言葉はしばしば呪詛であって、それによって実際に自殺に追い込まれる者がいることを考えれば、効力も確かである。平安時代よりも呪詛の実効力は確かだ。呪詛に対…

落下の王国 宮廷画家ゴヤは見た

落下の王国は、映像がきれいな作品。1915年が舞台だそうで、そのわりにはなんだか呑気な設定だが、アメリカはまだ参戦していないからなのだな。それはともかく、ラストの初期のフィルムでつい感動してしまった。感動の要因がまったく別のところにある。 ゴヤ…

お菓子大会・大阪編

来る10月31日、大阪にて、お菓子大会を開催します。 今のところ、参加者がほとんどいません(^◇^;)。 大阪近辺在住の方で、『幻想文学』の関係者・読者の方で時間があればぜひどうぞ。 当日製作というわけにはいかないので、保存の利く焼き菓子中心です。 時…

ブラザーズ・クエイ レトロスペクティブ

今日はイメージフォーラムで一日過ごした感じ。 http://ameblo.jp/quay-piano/entry-10134456995.html ブラザーズ・クエイはなんだかよくわかりません。あまり深く意味を捉えないように観ています。 「人工の夜景」(79)本当にパンタグラフが好きなんだ……。…

Brown Blessed Voice の定演

日曜日は宇都宮まで行った。高校時代からの友人がメンバーなので、数年来聴きに行っているが、年々上手くなるようだ。ただ、今年は男性が人数不足だったかも。また、今年は会場が広くて、ようやく席が空いている感じになった。それにしても去年も雨で今年も…

予定が終わらん!

八月二十日頃に『日本幻想作家名鑑』を書き終えた後、一冊の共著に取りかかった。九月末というタイトなスケジュールだったのだが、諸般の事情で延びてしまい、ともかくも今日には書き終える、という予定でやっている。それなりに詳しいと信じていた分野(文…

10月25日〜ノーマン・マクラレンのカンヌ国際映画祭セレクション(ただしレイト)。

これはピアノチューナーと合わせて見れば問題なし。というよりも、もうこの頃には自分のすべきことは何もかも終わっているはずだ!(本当か?)

ピアノチューナー・オブ・アースクエイク

10月18日〜イメージフォーラムにて。 ブラザーズ・クエイだよ。 モレルの発明とロクス・ソルスが原作だとか書いてあったけど、ストーリーを見るとカルパチアの城みたいだよ。うーんなんだかばかばかしそうだけど、一応音楽ものだ。 http://www.quay-piano.jp…

わたしの美しい娘

わたしの美しい娘―ラプンツェル作者: ドナ・ジョーナポリ,Donna Jo Napoli,金原瑞人,桑原洋子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る ラプンツェルをもとにしたファンタジー。 …

『空爆の歴史』

『空爆の歴史』(岩波新書)という本を読み、空爆という無差別攻撃(建前は違う)の思想……などというたいそうな物ではないが……をなんとなく理解した。近代的戦争の前で、人間の命は限りなく軽くなるが、すべてが軽くなるわけではない。戦争を遂行する主体は…

トニー・マネロ

こういう話だったとは……ピノチェト暗黒時代をもっと直接的に扱ったのかと思ったけど、そうではなく、隠喩的な映画であった。主人公の狂気がおそろしいほど自然で、隠喩的といったけれども、映像自体はハイパーリアル系なのだった。一瞬にしてキレるところと…

法王のトイレット

ウルグアイの寒村を舞台にした、切ない作品。でもド貧乏なのに酒食らって器物損壊って、どうしてできるんだろう。日本でもよくあるんだけどさ、こういうの。それにしても、ああ食糧がもったいない。 演技が自然で、本当にのんだくれのダメオヤジみたい。オチ…

おお、もう一ヶ月が……。 というわけで、いろいろと仕事中だが、一つが一区切りついたので、スペイン・ラテンアメリカ映画祭のプログラムを少しだけ見てきた。東京は今日でおしまい。大阪にフィルムは移り、明後日から上映。 http://www.hispanicbeatfilmfest…