2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

棄ててきた女

仕事の合間にちまちまと読んで、ようやく読了。 ジョン・メトカーフの狂ったオカルト話「煙をあげる脚」が横山茂雄氏の翻訳で収録されている。 そのほか印象に残ったのは、ロバート・エイクマン「何と冷たい小さな君の手よ」。当時まだ高価だった電話を媒介…

アンケート再び

http://www.sphinx.nazo.cc/sorcery/sf/ 東工大SF研の購入書アンケートです。投票形式にしました。 買うべき本と思われるものについて、購入タブの方に投票をお願いします。

血と砂

19世紀初頭、エジプトの太守に仕えた実在のスコットランド人を主人公にした、歴史小説。血と汗と腐臭に満ちた戦場の物語を感動的なものに変えてしまうサトクリフらしい、ロマンティシズムにあふれる作品で、物語としてはたいへんにおもしろい。 残念ながら、…

サンシャイン2057/ブラックブック

水曜日なので、近くのシネコンに映画を見に行く。 仕事をしていてふと気づくと、9時35分だった。ちゃりを飛ばして、45分の上映開始に間に合った。えらい。 映画はどっちもまあまあだった。 前者はアルマゲドンのような徹底したバカ映画ではなく、定石通り化…

あらすじ事典

総索引のチェック。 最終的に144本の原稿を書き、本の数としては150を超える。 この事典のために読破した作品は、本の数からすると1000を越える。 従って、この3年間は年に850冊くらいの本に目を通したことになる。

今日は暖かかった

本日は日本幻想作家名鑑関連のために外出。 人と会うと、物を考えさせられる。 今日考えたのは、幻想文学というものは、マイナーなのだということ。改めて思うようなことでもないが。帰途、津原泰水『ピカルディの薔薇』を読んでいたら、電車を乗り過ごした…

日本幻想作家名鑑のために

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