2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

怪奇幻想漫画家事典・続き・先行研究など

マンガは日本では文学よりもずっとメジャーな芸術である。従って、その研究や基礎データなどは文学よりももっと充実していて然るべきである。が、大衆芸術が研究の対象にならないのはずっと昔から決まっていることであるためか、これがまったく充実していな…

『日本幻想作家事典』に関するあれこれ

営業の都合上、マイナスなことは書けないので(把握している誤植情報も)、自画自賛的言辞を順次書き連ねる。 事典は、本篇と附録1・漫画、附録2・映像の三つの部分から成るが、まずはマンガ部分について述べたい。なお、事典では「漫画」の表記としているが…

『日本幻想作家事典』刊行

発売中です。 下記ページ参照http://www.d2.dion.ne.jp/~octa/pages/jitena.html

統合

あちこちに分散して書いているブログを、時間ができたら適当にまとめ、全体に古いものは葬り去ろうとか考えている。考えているだけでやらないのは、レーザーディスクをDVDに落とすとか本を売るとか言いつつやらないのに似ているが……こちらの方がまだ簡単なよ…

ノーベル文学賞

ルーマニアのドイツ語作家・ヘルタ・ミュラーだそうだ。 ほとんど知らない作家だ(__;) 情報では、Der Fuchs war damals schon der Jager,1992 という作品の翻訳があるようだ(邦題・狙われたキツネ)。 内容紹介を読んだ限りでは暗くて、とても読めそうにな…

ああもう、朽ちていくだけだから

ついBAROQUEのせりふを口走ってしまうような、どんよりとした気分である。 『日本幻想作家事典』が終わりに近づいているのだ、 いろいろとトラブルばかりで、このために数キロ痩せたと言いたい気分だが、きわめて高いストレスのため、気晴らしをする時間も、…