お菓子大会終了

月末のお菓子大会を無事に終えることが出来ました。
アラビクの森内さんに感謝。長居してごめんなさい。
横山茂雄先生が、時間が出来たということで、飛び入りで来て下さったのもたいへん嬉しゅうございました。
来てくれた同志社大学のミステリー研究会の人たちにもありがとうを。皆川先生の講演会を企画した子たちとのことで、みんな偉いぞ。

三日間の大阪行でしたが(主に友人と会うため)、その間も仕事の本を手元からは離しておりません。悩ましいです。ただ、横山先生が、批評は、反発されるにしても共感を呼ぶにしても、何か一つ読んで考えるための基準となるようなものがあるべきである、とおっしゃったので、さまで気負わずとも、そのように考えれば良いかなと思うようになりました。自分も批評に対する批評は、確かにしやすい。自分には間違っていると思える批評であればあるほど、自分の批評の方向軸が立てやすくなります。馬鹿げた批評もその意味では不要なものではない。横山先生曰く、「その読みはあり得ないだろう、と思われるような読みでも、なされてしまったものはあり得たのであり、(読まれた物を書いた側には)どうにもできない」。そうしたものへの反論は、常に批評家の役目であると、いわば自身のレゾンデートルをそこに求めてきたのに……自分が反論されることについては鷹揚ではないわけですね(苦笑)。