橋下は官僚主義を愛している

山口二郎先生は、今日の東京新聞のコラムに書いている。
「役人相手に頑張っている」と東京の人たちは思っているかも知れないが、「それはまったくの誤りである。橋下知事と、彼が率いる大阪維新の会という地域政党は、数の力を頼んで教育と行政サービスを破壊しようとしているのである。」
橋下が建前上、官僚から教育を取り戻す、と言っている教育基本条例案は、「軍隊的官僚主義と市場型競争主義の合体である」。上意下達の統制と単純な点数主義で、思考停止の人材を再生産するだけだ。
山口さんは東京の人も関心を持って欲しい、と呼びかけている。
でも、石原を選ぶような都民だからね〜やっぱり橋下が好きなのかも。

官僚制の機械的効率主義への愛着というのは、コンピュータへの信頼とか、機械愛好と……つまりは産業革命の幻影とつながっているんじゃないかという気がするんだ。
その際に、そのマイナス面……硬直性・責任を取らないといったことにっいては、無視しているんだろう。
だから、マイナス面を忘れて、官僚主義を愛している人はこの世の中にすごくたくさんいると思う。