歯の話

HP更新

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歯をモチーフとする二作・津原泰水「黄昏抜歯」と川上未映子の「わたくし率イン歯ー、または世界」について、書いた。

作品の本質とは関わりがないが、この二作では、主人公の女性たちは、歯が丈夫に生まれついているという設定だ。歯の質が良くて、口内に虫歯菌が少ない体質である。うらやましい……
物心ついた頃から、歯医者の世話になっている。高校の時にかかった歯医者が素晴らしく腕が良かったので、今でもその治療した歯でかなり保ってはいるが、それでも徐々に悪くなったり、ほかのところも虫歯になったりして、治療しているし、たとえ何もなくても、歯石を取ってもらったりする。8020運動とかあるが、80まで生きるのはもちろんのこと、その頃まで歯のケアをしないといけないのかと考えるとめまいがする。

先日などは、ぽろっと歯の一部が欠けた。下の親知らずが横に生えているのだけれど、その一部がダメになって脱落したのだ。欠けた辺りの歯肉が痛くて仕方がないので、歯医者に行った。ちなみに我が家の近所はすさまじい歯医者激戦区で、誇張でなく50歩の所に三軒の歯医者があるのだ。駅周辺というふうに範囲を広げると、もう歯医者さんたちが気の毒なほど、多い。

我が家の息子たちも親知らずが横に生えている。大きなストレスがかかると、二人とも親知らずが痛む。可哀相に……。
さらに、親子ともども口内炎のようなものも出来やすい。ストレス時に起きやすいので、これも遺伝なのだろう。口内炎はひどくなると、食べられなくなるだけではなくしゃべれなくなる。にっこりしても痛いのだ。
現在、私は口角炎に悩まされている。ようやく治りかけてきたところだ。これは、一週間ほど、ろくでもない食生活を送ったせいではないかと考えている。やっぱり野菜の里の野菜を食べないとダメになってしまうのだわ……。