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『文藝』を読んで、幻想作家事典に入れるべき人を何人も落としていたことを発見した。
 大物がいたので、あちゃーと思った。松山巌。本格的な幻想小説作家だったとは知らなかった……。ごめんなさいごめんなさい。
 あとはどうでもいい風俗小説を書いている作家が何人か、幽霊が出てくる作品を書いているという情報を得た。まあ、こういうのは元来はどーでもいいといえばんだけど、網羅が基本方針なので、落としてしまったのは痛恨の極みである。風俗小説をふだん書いている人のことはチェックしてないのよ(>_<)。

 それからいとうせいこう高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』評がおもしろかったので、それを今読んでいるところ。仕事で『ペンギン村に陽は落ちて』を読み返してもいる。高橋さんの書く小説はぐだぐだだけど、小説はよく読めているなあ。

 『文藝』には以上の点で感謝。あとはもうイライラしっぱなしの仕事であった。