児童文学の研究者は……

ちょっと古い児童文学関係の雑誌を見たいと思う。近場では、国会にも母校の図書館にも近代文学館にもそろっていない。webcatで検索をかけてもろくな結果が出ない。だが、国際児童文学館を見ると、見事に欠号なくそろっている。これはもともと鳥越先生の寄付した分なのだろうか。それともそれに買い足したものなのだろうか。
このような雑誌は、今後、本当にどうなるんだろうか。と考える。
児童文学の研究者は、気にしていないのかな。
児童文化の研究者も、気にしていないのかな。
貴重な物はきちんと残され、管理されるであろうと考えているのだろうか?
貴重かそうでないかは古さで決めるのか? 稀少価値で決めるのか? 誰が、いつ、どのように決定するのだろうか? またそうしたものをどう扱うのか? これまでのように遠隔地からコピーを頼む、というわけには、当然行かないだろう。
そういうことについて不安にはならないのか。
研究者たちは、というか児童文学学会とかは、どうするとか考えているのだろうか。