メディア芸術祭

前ページに掲載している「アニメーションズ」のブログにもあるが、文化庁のメディア芸術祭でアニメの上映がある。かつては写真美術館が会場だったのだが、近年は新美で大規模に上映している。時間が許せば、木・金の上映に何とか行きたい。本当は精神的に落ち着かない、今の時期に出かけたくないのだけれど。二月、三月にいろんな上映会をやるのを止めてもらいたい。それにしても諸々の懸案事項や積ん読本を片付けて気楽に出かけられるようになるのはいつの日か……。

ところで先頃、原稿の裏付けを取るため、イタリアのアニメ史の本を読んでいたら、日本のアニメの特徴の一つは暴力的なこと、と書かれていて苦笑。原稿を書くために富野作品を見直していたところだったので。同様にアニドウのアニメ史の本には、海外で評価されて逆輸入というオナジミのパターン、などという言辞も見え、これまた苦笑せざるを得なかった。日本のアニメ研究家(?)で、信頼すべき人は誰なのか、まったく知らないのだけれど、こうした海外からの評価、また国内での評価について、どう考え、またどのように情報を発信しているのだろうか。