ペルセポリス

 今日は、非常に久しぶりに範国くんと会った。数年前にお嬢さんと一緒に長坂のうちに来てくれたのだけれど、その時以来。お嬢さんはもう年長さん?と聞いたら、いや小学校三年生と言われて、参った。山田さんのお嬢さんももう高学年になっていて、私はファンタジー・ガイドブックを書いた頃から、なんだか時間が止まっちゃったみたいだと思った。『幻想文学』をやめてから、今年の夏で五年も過ぎてしまうのか。あまりにも時間が早く過ぎるなー。『幻想文学』を作っていたころは若かった……というような(笑)。
 新宿の天ぷらやでお昼をご一緒して、その後渋谷のシネマ・ライズで標題のアニメを見る。見られるとは思っていなかったので、前売りも持ってなかった。つたやで買うのも忘れて窓口に行ってあらあらと思う。渋谷の映画館は、よく行くところは会員になっていて安いから、つい感覚が狂うのだった。ライズは安くしないからねー。ま、それはいいけど。原作を読んでいないんだけど、本はよく見かけていた。アニメは原作の絵をいまいちにしたのを動かした、みたいな感じ。背景や特殊効果などはおもしろいのだけど。アニメ・ファンとして見るのであれば、かなりマニアな人に。イラン情勢を見る、という点では、私には物足りないけど、若い人向けには悪くないのではないかと思う。青春の蹉跌というようなテーマだし。
 ついでにダーガーのドキュメンタリー・非現実の王国の前売りを買って帰ってきた。

 非常に久しぶりに外出したので(長坂に帰ったのを除けば、前回の外出は、ブログでもわかるとおり、12月10日だ……)、200グラムぐらい体重が減ったな(笑)。