アン・マサコの立体劇場

 今日は、青木画廊で、これを見てきた。ジオラマドールハウス、ミニチュア、さらにノスタルジックなものが好きな人は必見。
 26日土曜日までなのだが、行ける人はぜひ。詳細は下。

http://www2.tky.3web.ne.jp/~aokigaro/

 読了本。
 〈守り人〉は出世作であり、著者自身が大切にしているシリーズだと思うが、だらだらとひっぱらずに完結させたのは立派。
 銀座の教文館ナルニアでこのシリーズの表紙画・イラストの原画展を開催中。これもまもなく終わるか。イラストレーターの二木真希子ジブリのアニメーターで、名前が大きく出るほどの人。偕成社には悪いが、原画は印刷よりも美しい。

 それから『空からおちてきた男』。基本的には素敵な話だったが、政治的にひっかかるところが少し。このイラストに挑戦した佐竹美保には、最大の敬意を表したい。これは、文章を少し変えれば、大人向けのファンタジーとしても充分に通用する。このような作品のもとの文体はどうなっていて、金原さんはどう判断して訳文を作っているのか、興味のあるところ。
 ネットを徘徊中に、偕成社の本に帯がないことを気にしている人がいたが、偕成社は、もともとは帯をつけない方針だとのこと。帯があるせいで、あと一冊入る棚にそれが入らないし、そこまでうるさく宣伝しなければ売れないのかという思いがあるから、と編集者が語ってくれた。

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)

天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド)

天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド)

獣の奏者 I 闘蛇編

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獣の奏者 II 王獣編

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きつねのはなし

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僕たちは歩かない

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ルート350

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沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

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空からおちてきた男

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