午後のパレード
私は次男と仕事部屋を共有している関係で、グループ・ラインというFMの番組をいつも聞いている。
標記のスガシカオの曲がかかり、気になってならなくなったので、非常に珍しいことだが、シングルズ・ベストを手に入れてみた。しかしほかの曲はみんなどうでもよかった。「デスノート」挿入歌の真夏の夜のユメなんか、冒頭のところが、LRのFLYINGみたいだし。まあそれはどうでもいいが。
この曲は歌詞もわけがわからない(スガシカオの曲は意味が通るものはおおむね歌詞がださい)が、ほとんど気に入った。歌詞がどうして気に入るのかは、自分でも分析できるが、なんでこの曲をそんなに良いと思うのかよくわからない。JPOPの中全体で見れば、どうということはない曲なのだろうから、類型が拾えるに違いないなどと思ったりもする。
もう一つ、スガシカオの声だが……ハスキーというよりは、喉を傷めているのでは? 大丈夫? と言いたくなるようなつぶした声を出すが、パレードの冒頭のところで普通の声を出している時には、めちゃくちゃ可愛い声だ。で、声も嫌いではないわけだが、ほかの曲は気に入らなかったので、やはり声で聞いているんではないんだなと改めて思った次第。
なお、今日の目標はこれまで読んでいなかった皆川博子作品を読むこと。ベルナール・ノエルではない『聖餐城』が厚い……。
- 作者: 皆川博子
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- 発売日: 2007/04/20
- メディア: 単行本
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