まだ文庫
ミステリーをいろいろと読む。
サイコキラーか、何か長年の鬱屈を溜めて妄想の世界に生きている人間が犯人で、サスペンスか、さもなければ心理小説になっているものが多い。
『病める狐』は魅力的な工兵大尉がヒロイン。杉山隆男『兵士に聞け』を読みながら、イラクのサマワに派遣された女性自衛隊員が魅力的なヒロインで登場……などというミステリが日本で推理作家協会賞を取れるか、と考えた。
取り上げた本・どちらもゴールド・ダガー
- 作者: アンクリーヴス,Ann Cleeves,玉木亨
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/07/28
- メディア: 文庫
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- 作者: ミネットウォルターズ,Minette Walters,成川裕子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/07
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ボツにした本
- 作者: D.クロンビー,西田佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/14
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過去と現在が意味もなくファンタスティックにクロスする(互いに夢を見合う)のはバカらしい。立場が同じで、過去が現在を繰り返しているわけでもないし。
- 作者: ジェイムズ・W.ニコル,James W. Nichol,越前敏弥
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/07
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たいへんに定型的で皮相な物語だが、ひまつぶしに最適。
- 作者: エレインヴィエッツ,Elaine Viets,中村有希
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/07
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コージー・ミステリーなので、こんなものか。個人的には、ペーパーバックの返品があると、著者が印税を返すように求められるという記述などがおもしろかった。売部数によるってことだけど(今は日本の出版社もこの傾向にあるとか)。