図書館

 仕事の都合で都立図書館に行ったので、りく坊に頼まれていたコピーをついでに取ってきた。メール便で送るからねー。
 そのあとでリンチの新作を見に行こうとしたが、満席で入れなかったので断念し、アズールとアスマールのみ見てきた。アニメとしてはほとんどどうでもよく、ファンタジーとしてもまったくどうでもよく、乳兄弟の話で、本来は好みであるはずなのに、内容的にもどうでもよかった。つまらない寓意的おとぎ話。
 イスラームの細密建築意匠を再現しているところが美しく、色彩は全体に相変わらずきれい。姫が走り回るところがわずかに良かったかな。
 設定がアラビア人となっているので、きっとアラビア語なのだろう、中東の言葉は聞き分けがつかないが、美しくてうっとり。ロシア語も良いけど、習うんなら、やっぱりアラビア語ペルシャ語だなー。歌も歌いたい。
 
 毎日映画ばかり見ているわけではない。ちゃんと仕事もしている。ただし、その他のお仕事(つまりお金のもらえる)ばかりで、幻想作家名鑑にまったく戻れない。七月は一週間ほどが使えただけで、メモがたまっただけ。古典などはとてもとても。八犬伝の梗概を作っただけで一日使ってしまう始末で、しかもちゃんと書けていない。どうするのだ。馬琴と京伝は早いとこ何とかしないと。