ドラゴンと愚者
水曜から長坂に帰り、仕事を済ませて、ブルーベリーを摘んで、昨日帰ってきた。
行きの電車(あずさには乗らず、鈍行で行くのである)で読んだのが、標記の本。
たけちがラノベだと評した。まあその通りなので、ツッコミどころはいろいろあるが、それはそれとして、気に入った。
これは兄弟物で、双子も含めて三組も兄弟が出てきて、しかもやおいにしたいような設定になっていて、絵がマンガでしか浮かぱない。こまいことは言わない。
- 作者: パトリシアブリッグズ,Patricia Briggs,月岡小穂
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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この作品の双子の兄がカリスマがあって自己中(わがまま)だという設定になっている。カリスマが高いと自己中になるだろう。ここで思いだしたのは『敵は海賊・正義の眼』。ヨウメイに不快な男として排除されるモーチャイは、異様にカリスマが高いが、幼稚で、ものすごい自己中である。カリスマが高ければ、自然とそうなるだろう。カリスマの高い人間は、孤立すれば、ろくなことにならない。