LIAR GAME

 中田ヤスタカのCDをりくちゃんが送ってくれた。
 ドラマのサントラなので、モチーフはいいのだけど、曲として単調。時に菅野ようことかぶったりする。
 良かったのは、LIAR GAME、Eletrode Spark、Mist。

 さて、昨日の夕刊に、劇団四季のミュージカル、ウィキッドの紹介記事が載っていた。これってグレゴリイ・マグワイアの『オズの魔女記』じゃないか。ファンタジー・ブックガイドを確認すると、確かに原題はWicked、1995とある。それにしても、このガイドは何を言っているのか意味不明である。だからあらすじをもっとちゃんと書かせてくれれば良かったのに……。
 さて、もちろんこの本は日本では全然売れなかったと思うし、米国でも一般受けするものでもないとは思うが、ミュージカルそのものは、ブロードウェイで2004年にヒットして現在に至っているらしい。まったくノーチェックだったよ。ネットでレビューを確認したところ、原作の面白いところは、ほとんど削られて魔女同士の友情という脇筋の作品になっているようだ。
 まあ、ブロードウェイ向きの派手で軽い作品になっているんだろう。マグワイア自身のコメントも、別に否定的ではないので、いいんじゃないか。小説と二次作品は別物である。
 曲が良ければサントラを買ってみてもいいかな。もちろん高いだけの四季は見に行かない。