名鑑以外の本

 このところ、名鑑以外の、マトモに金銭に連なる仕事をしていた。
読んだ本のうち、ファンタジー関連は次の通り。

マハラジャのルビー―サリー・ロックハートの冒険〈1〉 (創元ブックランド)

マハラジャのルビー―サリー・ロックハートの冒険〈1〉 (創元ブックランド)

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 ライラよりも前の作品。月長石、四つの署名その他のホームズ要素、エイキンのダイドーものなどをこきまぜた、19世紀後半英国ものの冒険ミステリー。中高生向け。

エデンの黒い牙 (創元推理文庫)

エデンの黒い牙 (創元推理文庫)

 1948年刊行のモダンホラー荒俣宏の解説によると、実話だと騒ぐ人間がいて、センセーションを巻き起こしたとか。一種の新人類もの。作品としては、こんなに古いのにモダンホラーしているという点も含めて、見るべきところのある作品なのだが、人称、または主体が混乱しているような、奇妙な表現が散見され、頭を抱える。翻訳のせいか、原文のせいかはわからない。

<忘れられた領域> クレリック・サーガ 秘密の地下墓地

<忘れられた領域> クレリック・サーガ 秘密の地下墓地

 D&D系のファンタジー。第一巻は人物紹介が長い。第二巻以降は雰囲気が変わるらしい。