大阪府立国際児童文学館存続のため、パブリックコメントをお送りください!

 全国から8万5千以上もの存続希望の署名が集まっている大阪府国際児童文学館ですが、6月5日の知事(案)で、廃館が打ち出されてしまいました。
 でもこれはまだ(案)の段階です。この案に、私たちでも意見することができるのが、13日から募集が始まった「パブリックコメント」に意見をよせるという方法です。この件については7月1日に始まる府議会の最初のほうで審議される可能性が高いので、館の存続を願う方は、ぜひ6月中、早めにお送りください。
 国際児童文学館は、運営費のうち9千万近くを寄付や寄贈に頼りつつ、がんばって運営を続けてきた、官民合同の見本のような施設です。民間から9千万円もの寄付や寄贈という好意を受け取ることができている公共機関は、そうありません。
 知事のおっしゃっている「大阪の都市全体を博物館に」という構想に組み込まれてしかるべき施設なのです。
 そのコレクションは70万点、国立の国際子ども図書館の44万点をはるかに超えます。
 日本が世界に誇れる児童文学の施設でもある国際児童文学館です。

●「パブリックコメント」の募集期間と提出方法は、以下のURLに広報されています。
大阪府パブリック・コメント手続きの実地状況」
http://www.pref.osaka.jp/gyokaku/public/index.htm

●また、以下のサイトが、この件で「パブリックコメント」を書く際、参考になります。
児童文学書評「パブリックコメントの募集が始まりました!」文例があります。
http://www.hico.jp/index.htm

●PC以外でのアクセスの場合は、以下にお問い合わせください。
 (「パブリックコメント」はファックス・郵送などでも対応します。)
大阪府 総務部 行政改革課 官民協働グループ
ダイヤルイン 06(6944)9085